ニュージーランド留学　高校入学準備コース

学校の授業はすべて英語で行われます

当然のことですが、ニュージーランドの学校では授業はすべて英語で行われます（外国語を除く）。先生が話す言葉が英語ならば教材も英語、テストや課題もすべて英語です。当然留学生もニュージーランドで学ぶ以上英語で授業を受け、英語でテストを受けなければなりません。英語が理解できなければ満足に授業を受けることも出来ませんし、テストで良い結果を出す事も出来ません。さらに、最近の留学生の増加により学校の受け入れ基準が高くなっており、授業を理解出来る程度のレベルの語学力がなければ受け入れない学校が増えてきました。

高校に入れば何とかなる？

留学生の中には『学校に入ってしまえば何とかなる』と考えている人を時々見かけます。さらに『ニュージーランドの教育レベルは日本より低いから今の語学力でも十分』などと言う人もいます。
もし留学生が中学生でYear9あるいはYear10から入学するのであれば、初めは苦労するかもしれませんが、まじめに勉強さえすればNCEAの単位を取り卒業することは可能でしょう。
留学生が語学学校に通わず直接Year11に入学した場合、かなりの困難が待ち受けていると考えた方がよいでしょう。なぜなら、Year11はYear12に進むための重要な学年であり、この学年より大学入学資格を評価するNCEAがスタートする年でもあるからです。この学年から選択科目が増え、取得した教科を十分把握していなければYear12、Year13の授業を理解することが出来ません。
そして留学生がYear12に直接入学した場合、ほとんどの学生の場合、たとえ英語に自信があったとしても、授業を理解することは困難でしょう。語学力がなく直接Year12の学年に入った留学生の多くはNCEAの大学入学資格を取ることが出来ずポリテクニックに進むか、日本に帰国し希望以外の大学に入学しています。

語学力によって発生する問題

生活の拠点であるホームステイ、ホストファミリーとコミュニケーションがうまくとれずすれ違いや誤解などのトラブルが発生する。ホストファミリーとの会話を避け、部屋に閉じこもるようになる。
先生の話している内容が理解できず、分からないことも質問できない。課題を出されても何をやったらよいか分からず、簡単なテストも英語が分からず回答が書けない。次第に授業を受けるのが苦痛になり、授業をサボるようになる。
クラスメイトに話しかけられても何を話しているのかが理解できず、黙り込んでしまう。大勢が集まって楽しそうに話をしていても話しかけられず、いつも１人でいる。学校に行くのが苦痛になり、ズル休みするようになる。
ショッピングのとき店員に話しかけられても理解できず、無視してしまう。欲しい物が有っても店員に尋ねることが出来ず、買わずに帰ってしまう。外出がだんだん億劫になり、休日も部屋に閉じこもってしまう。
会話が出来ない寂しさと欲求不満を日本への長電話やメールのやり取りで解消し、さらに英語から遠ざかる。
日本人以外の友人が出来ず、いつも日本人だけで集まり日本語で会話を楽しむ。そしてニュージーランドや学校、そしてホストファミリーの悪口を言い合い欲求不満を解消しようとする。
理想と現実のギャップに苦しみ、酒やタバコに逃げる。

　　　　その結果、最悪の場合、中途退学、そして留学半ばの帰国です

充実した留学生活を送るためにも、高校入学準備コースを受けることをお勧めします

語学学校の高校入学準備コース

ニュージーランドには、高校入学を希望する留学生のための語学教育専門コースを持つ語学学校があります。これらの語学学校では高校入学を希望する学生をだけのクラスをもうけ、一般英語を始め文法、会話、そして学校で必要な専門用語を教えるとともに高校入学後の勉強の仕方や課題のための資料の入手方法などを教えています。

Achievement Institute

1994年に開校した、私立の語学学校です。この学校には優れた『高校入学準備コース』を持ち、毎年大勢の留学生を受け入れ指導し、クライストチャーチをはじめ各都市の高校に留学生を送り込んでいます。Achievement の高校入学準備コースは、このコースを受ける学生のみが学ぶ専門のジュニア・キャンパスがあります。これは、高校進学を目指す学生が集中して勉強できる環境を提供するため、そして同じ目的を持つ学生同士がお互いを励ましあう環境を提供するため2001年、新たに開校しました。

アロフトプランニングは Achievement Institute と特に友好的な関係にあり、お互いに協力し合いながら学生のお世話を行なっています。

　　Achievement Institute の特徴

同じ目的を持つ学生が学ぶ、『高校入学準備コース』専用の校舎があります。
教師は皆英語講師の資格を持ち、全て大学を卒業しています。
元NZQA（ニュージーランド教育省）出身のスタッフがおり、ニュージーランドの教育関係の知識が豊富。
クライストチャーチ周辺のほとんどの高校と友好関係にあります。
大学入学準備コースも持ち、カンタベリー大学を始めリンカーン大学、ビクトリア大学、オタゴ大学などとも友好関係にあります。